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プログラム

3月7日(木)

10:05-11:00 大会長講演 
11:00-11:30 フリーディスカッション

第1・2会場

「できる」医療者が育つ仕組みを広げる~IDからISDへの展開~

本講演では、「『できる』医療者が育つ仕組みを広げる~IDからISDへの展開~」という大会テーマへの理解を深めるために、「わいがや」のセッションを企画した。まず、IDという言葉へのこだわりをめぐる論点を確認する。次に、IDで産み出すべき教育研修の要件について議論する。さらに、IDからISDへと拡張する際に払拭すべき神話(疑いもなく信じられてきた悪い癖)を確認し、ISDの目指す姿を共有したい。

演者:鈴木 克明(武蔵野大学)

座長:武田 聡(東京慈恵会医科大学附属病院)、天野 裕香(千手堂病院)

9:30-10:00  社員総会

第1・2会場

日本医療教授システム学会員の皆様はどなたでも参加できます。

議長:池上 敬一(三条しただ郷クリニック)

10:00-10:05 開会式

第1・2会場

11:30-12:00 緊急特別企画 1

第1・2会場

令和6年能登半島地震からの教訓

〜令和6年能登半島地震における原子力防災の視点からの指摘〜

演者:奥寺 敬(富山大学)

座長:淺香 えみ子(東京医科歯科大学病院)

11:30-12:30 ポスターセッション 1-A

第3会場

P1-A-1.

実習評価値の学生自身による入力(BLS胸骨圧迫の評価について)

川村 勇樹(埼玉医科大学)

P1-A-2.

県立高校看護専攻科 1年生の成人看護学 消化器学の授業の問題点と考察

大窪 勝一朗(茨城県西部メディカルセンター)

P1-A-3.

氷山モデルを活用した組織内における課題解決の取り組み

津嘉山 みどり(大浜第一病院)

P1-A-4.

渡会 瑠斗(自治医科大学)

患者・市民・初学者における脳卒中医療教育の初期対応で活用できるゲーム作成とその課題・展望

P1-A-5.

A病院における看護師を対象にした院内急変対応研修の現状

大窪 勝一朗(茨城県西部メディカルセンター)

P1-A-6.

中規模病院における看護職員の外部看護師によるメンターシップ制度導入に向けた取り組みと課題

湯本 枝里子(メンターナース)

P1-A-7.

響学スパイラルとアクティブラーニングを活用した学修技術獲得の試み

大畑 慎也(武蔵野大学)

P1-A-8.

小規模病院における緩和ケア向上にむけた教育計画

佐藤 満喜(公立置賜長井病院)

P1-A-9.

GOLDメソッドを活用した新人看護師シミュレーション研修の取り組み報告

須田 友子(鳥取大学医学部附属病院)

P1-A-10.

演題取下げ

P1-A-11.

市町村から受託した家庭訪問事業において助産師に必要なコンピテンシー

新道 由記子(福岡国際医療福祉大学)

P1-A-12.

中規模病院における看護職の能力指標作成に向けた取り組みと課題

小池 啓子(埼玉医科大学短期大学)

P1-A-13.

課題分析を用いて作成したチェックリストの活用 ―6ケ月後の評価とワークエンゲージメントとの関連―

岡室 恵子(順天堂大学医学部附属静岡病院)

P1-A-14.

カークパトリックの4段階評価モデルに基づく従来版授業の現状分析と改善設計

加隝 多恵(さいたま看護専門学校)

12:00-13:00 ポスターセッション 1-B

第3会場

P1-B-1.

高度救命救急センターに従事する看護師を対象とした独学を支援するためのブレンド型eラーニング教材開発のプロトタイピング ~HBO(高気圧酸素療法)学習教材の試作と評価~

西野 明子(東京都立墨東病院)

P1-B-2.

薬剤師国家試験対策における個別面談の効果と試験成績の分析

西丸 宏(武蔵野大学)

P1-B-3.

介護老人保健施設での組織開発に関する取り組みの一事例 背景

岩﨑 景子(介護老人保健施設サンプラザ平成)

P1-B-4.

A病院におけるベッドサイドカンファレンス導入後の実際

鶴岡 賢也(愛知医科大学病院)

P1-B-5.

認定看護師の教授スキル拡大過程

中島 奈美(熊本大学大学院)

P1-B-6.

教育委員会研修担当者と共に研修内容を改善した成果

田中 明美(公立置賜総合病院)

P1-B-7.

仮想空間活用した技術演習の学習効果の検証

徳永 基与子(京都光華女子大学)

P1-B-8.

インストラクショナルデザインを活用した精神看護学概論の授業改善

篠田 紀一郎(京都光華女子大学)

P1-B-9.

当院の人工呼吸器ワーキンググループの取り組み~病棟で安全に人工呼吸管理を行うために~

吉山 潤一(中電病院)

P1-B-10.

COVID-19を経験した小児看護学の教員が考える病院実習に対する教育的価値

芳賀 了(山梨県立大学)

P1-B-11.

インストラクショナルデザインに基づいた心肺蘇生法研修における医療学生の学習意欲の差 2023

青木 太郎(日本BLS協会)

P1-B-12.

「謎解き脱出ゲーム」を教育に導入するためのマニュアル開発へ向けての検討 ~インストラクショナルデザインをベースにしたゲーミフィケーションの導入~

古堅 裕章(九州看護福祉大学)

P1-B-13.

病院全体の教育力向上のための仕組みづくり

有吉 彰子(橋本市民病院)

1-1.

磯邉 崇(昭和大学)

臨床実習における心臓血管外科症例への退院時指導の実践報告 ~Entrustable professional activity評価を活用して~

13:00-14:30 事例検討会 1

第1会場

1-2.

小林 麗子(公立置賜総合病院)

新人看護師の血糖測定とインスリン注射に関連した看護技術研修における事前課題として動画視聴を導入した取り組み

1-3.

模擬診療録の添削による電子カルテ時代の診療録記載指導

黄 世捷(聖マリアンナ医科大学)

座長:岩﨑 景子(介護老人保健施設サンプラザ平成)、平尾 明美(千里金蘭大学)、鈴木 義彦(柏の葉北総病院)

13:00-14:30 パネルディスカッション

第2会場

JSISHらしい研修医教育とシミュレーション教育の融合

研究医教育は、従来のシミュレーション教育から、GOLDメソッド教材とメンタル・シミュレーションを活用するフェーズへの発展が期待されます。

臨床現場で教育の実際に関わるそれぞれの立場から、JSISHらしい研修医教育:認知神経科学的徒弟制について、ディスカッションしていきます。

演者:池上 敬一(三条しただ郷クリニック)、河村 宜克(山口労災病院)、
           大窪 勝一朗(茨城県西部メディカルセンター)、太田 茂(福山南病院)、

座長:郷間 厳(堺市立総合医療センター)、万代 康弘(東京慈恵会医科大学附属病院)

15:00-16:00 特別セッション

第1会場

看護師教育〜前例踏襲からの脱却〜もう元には戻れないTeam置賜の教育改善

演者:菅原 明美(公立置賜総合病院)、伊藤 裕美(公立置賜総合病院)、

   田中 明美(公立置賜総合病院)、小林 麗子(公立置賜総合病院)、

   鈴木 希望(公立置賜総合病院)、岩崎 清美(公立置賜長井病院)

座長:鈴木 義彦(柏の葉北総病院)、瀬川 久江(呉医療センター)

当企業団では、2年前から本学会の医療IDセミナーを院内で開催し12名が参加しました。そのセミナーにおいて、目から鱗のID理論とモデルに触発され、知識だけに留まらずに研修の効果・効率・魅力となる研修へ取組み、教育方法を改善に取り組んできました。IDについて語り合える院内での仲間の繋がりから、もう元の研修方法には戻れなくなっているTeam置賜の教育改善について報告し共有したいと思います。

15:00-16:00 教育講演

第2会場

教育実践を研究につなぐプログラム評価研究の考え方

演者:大西 弘高(東京大学大学院)

座長:奥寺 敬(富山大学)、河邉 紅美(愛知県立大学)

医療者・教育者は、常にカリキュラムやプログラムに関わっています。その取り組みの良し悪しを一般化し、示すのがプログラム評価研究です。最も重要なのは,、評価者がプログラム内部で評価するか、外部から評価するのか、評価データは質的、量的のいずれかといった点です。本講演ではプログラム評価の理論的背景から、その研究について解説します。

16:30-18:00 シンポジウム

第1会場

看護基礎教育における医療者向け医療ISDモデル(GOLDメソッド)の活用と展望

演者:岡本 華枝(京都光華女子大学)、坂本 めぐみ(熊本医療センター附属看護学校)、
           徳永 基与子(京都光華女子大学)、松浦 江美(長崎大学)、野里 同(岩手医科大学)​

座長:阿部 幸恵(東京医科大学)、石井 恵利佳(獨協医科大学埼玉医療センター)

看護基礎教育では看護師として必要な看護実践能力を育む学習が開始されます。そして臨床実践の場で看護師として実践できるようになっていく過程が存在します。それらは医療者向け医療ISDモデルであるGOLDメソッド(ゴール達成型学習デザイン)が示す過程として可視化することができます。本シンポジウムでは、GOLDメソッドを活用した基礎・成人・老年の領域における実践ケースを紹介します。会場の皆さんと一緒に、看護教育におけるGOLDメソッドの活用と実際の看護学生の行動変容を振り返りながら、今後の展望についてディスカッションできればと思います。

16:30-18:00 教育企画 1

第2会場

あなたの周りで役に立つ医療学習デザイナー資格

本学会の認定資格である医療学習デザイナーはibstpi®︎が定めたインストラクショナルデザイナーコンピテンシーを基盤としており医療者の学習をデザインする上で国際的な標準を満たしていることを示すものです。本資格の取得に当たってのプロセスやコツをご紹介するとともに、それぞれのフィールドでどのように役立てることができるか展望していきます。

演者:相澤 純 (岩手医科大学)、三好 雅之(鳥取大学)、淺田 義和(自治医科大学)、

   岩﨑 景子(介護老人保健施設サンプラザ平成)

座長:中垣 達(川崎市立井田病院)、松本 尚浩(NexWel恵那地域笑顔共創クリニック)

 9:00-18:00  Fun Break!

第3会場

医療者教育における教授システム学

日頃の研修や教育(学習)で困ったことはありませんか?GSIS(GraduateSchoolofInstructionalSystem:熊本大学大学院教授システム学専攻)で学んだ有志がその悩みを解決します。我々のセッションでは、1階の広いスペースを使って、効果的・効率的・魅力的な医療者学習デザインを学ぶプロセスを紹介します。GSIS修了生は職場での研修や教育の質を高めたいという思いで入学し、学習を通して答えを見出して修了後も日々邁進しています。会場には医療系に従事するGSIS修了生の修士・博士研究の概要を掲示します!学習の成果をご覧ください。日頃の皆さんの研修や教育の悩みや大学院の履修科目などにお答えする「よろず相談コーナー」には修了生が常駐しています。学会会場のどこに皆さんの学びたい資源が隠れているか、コンシェルジュもさせていただきます!皆さんの日頃の教育や研修に関する“モヤモヤ”を、“ワクワク”に変える仕掛けをたくさん準備しております。是非お立ちおりいただき、展示やGSIS修了生とのお喋りを通して有意義な時間をお過ごしください。鈴木大会長(熊本大学名誉教授)の等身大パネルと一緒にお待ちしています。

企画:熊本大学大学院教授システム学専攻同窓会

企画運営責任者:ワード弥生(聖路加国際病院)

 18:00-20:00  懇親会

​ロハスカフェ

別途申込が必要です。​詳細は「参加登録」ページをご参照ください。

3月8日(金)

 9:00-10:00  特別対談

第1・2会場

「できる」医療者の心を学び/育て、さらに 「できる」組織の文化を学び/育てる医療教授システム学

「卒前教育と卒後教育のシームレスな連携」、「患者安全」、「『できる』医療者にに発達する職場・組織文化を醸成する」等の観点から対談形式でディスカッションしていきます。

演者:池上 敬一(三条しただ郷クリニック)、淺香 えみ子(東京医科歯科大学病院)

座長:鈴木 克明(武蔵野大学)

10:00-11:00 招待講演

11:00-11:30 フリーディスカッション

第1・2会場

HRMの視点からみたIDからISDへの展開の戦略

日本医療教授システム学会においてインストラクショナルデザイン(ID)は共通言語となり,学習目標や評価の重要性の認識は向上した.そこで,次の段階として,IDからISD(インストラクショナル・システムデザイン)への展開について考えたい.教育を行うにあたっては「ヒト・モノ・カネ」といった様々なコストが生じる.その中で「ヒト」は人的資源と捉えられ,これには限りがあり戦略的に活用するHRM(HumanResourceManagement)の視点が重要となる.本セッションでは、教育をHRMの視点から再考し,できる医療者を育む仕組みを広げるためにIDからISDへの展開をしつつ,効果・効率・魅力をさらに高められる再現性のある方略をご教示いただく.学会参加者の知識を深めて,明日から現場で実行するための知恵を広げられるセッションとしたい。

フリーディスカッション

このディスカッションの目的は、日常の現場でさまざまな経験をされている学会参加者が招待講演の内容から相互に意見交換して、明日からの実践につなげられることを期待するものです。計算式で例えると、「ISD×HRM=多くの人が楽しく学び合い、目に見える成果を出せる」となるのではと考えます。ただし、ISD(インストラクショナル・システムデザイン)も、HRM(ヒューマン・リソース・マネジメント)も、理論武装しただけでは有効な活用はできません。だからこそ、皆さんの現場に落とし込み、それぞれに合った仕様に作り込むカスタマイズの作業が必要となります。しかし、ひとりではその作業は大変であることから、学会参加者でのフリーディスカッションという形で協働作業ができればと思っています。招待講演の小笠原豊道先生からは、ID(インストラクショナルデザイン)やHRMに触れたことがない方でも気軽に参加していただき、「はじめの一歩」の手助けになれればとお聞きしています。臨床現場で活躍の皆さまの明日からの実践に向けて、実りの多い時間になればと思います。

清水畑 慶一(獨協医科大学病院)、西野 明子(東京都立墨東病院)、馬場 友子(市立岸和田市民病院)

座長:三上 剛人(吉田学園医療歯科専門学校)、大石 奨(豊田市消防本部)

11:30-12:00 緊急特別企画 2

第1・2会場

令和6年能登半島地震からの教訓

〜看護管理の視点から教育研修への提言〜

座長:奥寺 敬(富山大学)

演者:淺香 えみ子(東京医科歯科大学病院)

演者:小笠原 豊道(株式会社オフィスKojo)

ファシリテーター:岡室 恵子(順天堂大学医学部附属静岡病院)、菊内 由貴(国立病院機構四国がんセンター)、

11:30-12:30 ポスターセッション 2-A

第3会場

P2-A-1.

卒後1年目の看護師のプロフェッショナルとしての責任感を醸成する様相

川村 崇郎(防衛医科大学校)

P2-A-2.

臨床工学技士の養成カリキュラムにおける電気電子工学系演習科目にグループワークを取り入れた授業改善事例の報告

堀 純也(岡山理科大学)

P2-A-3.

音声再生機能をもった液晶付き小型マイコンを利用した模擬AEDの試作

堀 純也(岡山理科大学)

P2-A-4.

対話型自主学習用簡易シミュレーター「Go-Riki」の開発

井上 正隆(兵庫医科大学)

P2-A-5.

IDを取り入れたがん看護研修会の現状と課題

鈴木 希望(公立置賜総合病院)

P2-A-6.

胸骨圧迫習得にリトルアンQCPRを用いた自己学習システムを導入した効果

高取 充祥(山梨県立大学)

P2-A-7.

精神障害領域の総合臨床実習を想定した治療的態度を身に付けるための授業設計と評価

吉村 友希(熊本保健科学大学)

P2-A-8.

インクルーシブリーダーシップとCo-learning手法修得のためのシミュレーション教育活用

香田 将英(岡山大学)

P2-A-9.

教育担当者が実施したシミュレーションの分析と課題

田村 聖子(岩手医科大学附属病院)

P2-A-10.

救急救命士養成専門学校での授業設計〜非常勤講師1年目から2年目の改善事項〜

大石 奨(豊田市消防本部)

P2-A-11.

老年看護学領域における反転学習を取り入れた授業改善の取り組み

菊池 佑弥(岩手医科大学)

P2-A-12.

シナリオシミュレーション型自己学習による学習意欲と演習デザイン評価への影響

西村 舞琴(京都光華女子大学)

12:00-13:00 ポスターセッション 2-B

第3会場

P2-B-1.

未就学児童施設にて業務に従事する看護職・保育士におけるCPRコースの実施と満足度の調査

青木 太郎(日本BLS協会)

P2-B-2.

看護基礎教育における統合実習の事前・事後指導プログラムのテーラリング方法に関する検討

小笠原 秀人(千葉工業大学)

P2-B-3.

患者の血圧の変動を意識した非観血的血圧測定法における学内実習の取り組み

淺原 佳江(岡山理科大学)

P2-B-4.

全国の病院に勤務する医師140名を対象とした一次救命処置に対する自信についての調査

中垣 達(川崎市立井田病院)

P2-B-5.

健幸アンバサダーを活用したアクティブラーニングの実践:むさしの健幸アンバサダーによるHealth for All実現に向けた取組み

渡邉 千秋(武蔵野大学)

P2-B-6.

母性看護学実習前の看護学生の不安・苦手意識を軽減することを目指した研修設計の試みの報告

嶋田 安希子(京都光華女子大学大学院)

P2-B-7.

実践力習得のための教材設計のプロセス -行動指標から知的技能を導く-

菊内 由貴(国立病院機構四国がんセンター)

P2-B-8.

老年看護方法論におけるICTを活用したオンデマンド授業導入の効果と今後の課題

野里 同(岩手医科大学)

P2-B-9.

職業人のコミュニケーションスキル向上のための独習プログラムの開発

月足 由香(リープ株式会社)

P2-B-10.

「教えない」研修設計で実施したBLS研修の一事例

岩﨑 景子(介護老人保健施設サンプラザ平成)

P2-B-11.

MR(医薬情報担当者)における「教育評価」要素の効果的活用とその影響

荒木 恵(リープ株式会社)

P2-B-12.

GBS理論を用いた周手術期看護をイメージさせるための教材設計

岡本 華枝(京都光華女子大学)

2-1.

eラーニングを用いた医薬品受託包装業の教育施策マネジメント

川村 和美(株式会社ILコントラクトパッケージング)

13:00-14:30 事例検討会 2

第1会場

2-2.

助産実践能力の向上に有用な分娩の予測と推論をうながす教材の検討

葉狩 由香子(上智大学)

2-3.

反転授業を併用した直腸診実習の試み -オンライン直腸実習ver.3-

高見 秀樹(名古屋大学)

座長:万代 康弘(東京慈恵会医科大学附属病院)、大川 宣容(高知県立大学)、鈴木 義彦(柏の葉北総病院)

13:00-14:30 教育企画 2

第2会場

看護管理者の学び方・育ち方〜クリティカル・リフレクションを取り入れた看護管理実践〜

これまで看護管理者の育成に関して、ジョブ・クラフティングとクリティカル・リフレクションをターゲットにした管理実践力向上の検討を行い、セミナー等を開催してきました。また、変化する医療界においてどのような成果が看護管理者に求められているのかを模索すると同時に、管理者が学んだ知識やスキルを活かし、成果につなげるための方策を検討してきました。これらの取り組みから、クリティカル・リフレクションを活用することは管理実践力の向上に寄与するであろうと考えています。そこで、本企画では、実際に管理実践において成果をあげている看護管理者の活動を通し、クリティカル・リフレクションを取り入れることで得られた成果を共有するとともに、自律的な看護管理者の学び方、育ち方について検討したいと思います。尚、本企画は演者及び座長による意見交換を中心としたセッションとします。

演者:井桁 洋子(東京医科歯科大学病院)、岩﨑 景子(介護老人保健施設サンプラザ平成)

座長:津嘉山 みどり(おもと会大浜第一病院)、淺香 えみ子(東京医科歯科大学病院)

15:00-16:30 招待セッション

第1会場

同僚・上司の協力を引きだす交渉の「コツ」

演者:高田 誠(株式会社オーセンティックス)

座長:佐久間 あゆみ(向島病院)

事例報告:①石原 真由美(岐阜県総合医療センター)

②三浦 稚郁子(地域医療振興協会)

医療の現場に限らず、人材の育成を進める中で同僚や上司の理解と協力をどう引き出すかが担当者の力の見せどころとも言えます。育成を担当する者として、ステークホルダーに魅力や必要性を実感させられる提案を行うことは簡単ではありません。研修内容や方法の変更・提案だけでなく、学習支援のシステム導入や変更といった規模の事まで、どのように提案するかが重要になります。そこで、本セッションでは企業におけるマネジメントやマーケティングがご専門で、10年以上複数の医療機関でマネジメントや育成の支援に携わっている高田誠先生をお迎えし、同僚・上司の協力を引きだす効果的な交渉をする上での考え方や、手法を参加者の皆さんと意見交換しながら、交渉の「コツ」を掴んでいただくセッションとなっております。過去に同僚・上司の協力や同意を引き出せなかった経験のある方、今後、交渉したい案件がある方、改めて交渉のコツを確認したい方など、幅広くご参加いただければと思います。

15:00-16:30 教育企画 3

第2会場

医療者教育におけるテクノロジーの役割と可能性:コロナ禍を経たICT活用教育の変遷

コロナ禍での教育対応として、様々なICT活用教育が導入・発展してきました。教育を止めないために創意工夫をしつつ行ってきた授業もあれば、ICTを活用することで従来とは異なる形での教育実践が実現されてきた例もあることかと思います。一方で、対面教育が再開されたことで下火になったような実践、システムの管理メンテナンス等の問題で終了となった実践事例などもあるかもしれません。本セッションでは、座長を含めた3人の演者から、ここ数年のICT活用教育を振り返りつつ、今後の展望などをディスカッションします。なお、本セッションは参加者も含めたフリーディスカッションを主体とする時間で企画しています。演者も比較的、自由なスタイルでの発表となりますが、参加者のみなさまも、ぜひ気軽にディスカッションに参加いただければ幸いです。

演者:淺田 義和(自治医科大学)、八木 街子(自治医科大学)、濵田 千枝美(産業医科大学病院)

座長:淺田 義和(自治医科大学)

9:00-16:30  Fun Break!

第3会場

医療者教育における教授システム学

日頃の研修や教育(学習)で困ったことはありませんか?GSIS(GraduateSchoolofInstructionalSystem:熊本大学大学院教授システム学専攻)で学んだ有志がその悩みを解決します。我々のセッションでは、1階の広いスペースを使って、効果的・効率的・魅力的な医療者学習デザインを学ぶプロセスを紹介します。GSIS修了生は職場での研修や教育の質を高めたいという思いで入学し、学習を通して答えを見出して修了後も日々邁進しています。会場には医療系に従事するGSIS修了生の修士・博士研究の概要を掲示します!学習の成果をご覧ください。日頃の皆さんの研修や教育の悩みや大学院の履修科目などにお答えする「よろず相談コーナー」には修了生が常駐しています。学会会場のどこに皆さんの学びたい資源が隠れているか、コンシェルジュもさせていただきます!皆さんの日頃の教育や研修に関する“モヤモヤ”を、“ワクワク”に変える仕掛けをたくさん準備しております。是非お立ちおりいただき、展示やGSIS修了生とのお喋りを通して有意義な時間をお過ごしください。鈴木大会長(熊本大学名誉教授)の等身大パネルと一緒にお待ちしています。

企画:熊本大学大学院教授システム学専攻同窓会

企画運営責任者:ワード弥生(聖路加国際病院)

16:30-17:00 閉会式・表彰式

第1・2会場

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